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路地裏バーのからくり書庫(税法)

税法の論点・判例をつまみに,ウィスキーでも飲みながらどうぞ。

租税判例百選[第5版]1(租税判例百選[第4版]1)憲法と租税法―大島訴訟(控訴審判決)

大島訴訟,控訴審判決です。

 

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租税判例百選[第5版]1(租税判例百選[第4版]1)憲法と租税法―大島訴訟(第一審判決)

最高裁判所昭和60年3月27日判決・最高裁民事判例集3巻2号247頁

 

〈事案の概要〉

(「大島訴訟」「サラリーマン税金訴訟」として,あまりに有名な訴訟であるため書く必要はないと思い省略します。大島教授は,給与所得者の給与所得控除が低いと争うためにあえて確定申告をせず,税務署長による決定を受け,取り消しを求めて出訴しました。)

 

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税理士試験の勉強と仕事の両立って大変ですよね・・・(´・ω・`)

前回の記事からずいぶんたっての更新であります。

税理士試験とはほとんど関係のない分野の仕事をしているため,勉強と仕事の両方をやるってのは正直大変(´・ω・`)

 

弁護士事務所のパラリーガルといっても税法絡みの仕事もある。

事務所内の私の本棚には,「民法総論」「労働法」「交通事故における過失相殺率」とかいう本と一緒に,「租税法」「法人税法講義」「財産評価」とかいう本も並んでいる。使うからだ。実際,机の横には訴状や準備書面が置いてある横に,確定申告書の控えや決算書が積んであることもあった。パソコンの中には判例データだけでなく総勘定元帳や有価証券報告書のデータ。

でも同じ事務所のパラリーガルの人の本棚には税務や会計の本は並んでおらず,「要件事実論」とかの本が並んでいる。・・・多分それが普通(´・ω・`)

 

交通事故と労働法,税務と会計は殆ど私が担当しているので当事務所にこれら関連の相談に来た場合には先生だけでなくもれなく私が付いてくる可能性あります。そのときはよろしく(´・ω・`)

租税判例百選[第5版]28(租税判例百選[第4版]24)課税物件の帰属―親子歯科医師事件

東京高裁平成3年6月6日判決・訴訟月報38巻5号878頁)

 

〈事案の概要〉

 Xは歯科医でその住所地で開業していた。Xの子であるAは,歯科医師国家試験に合格したのち,Xが経営する歯科医院にて従事しており,A名義の個人事業の開業届が当時の所轄税務署に提出されていました。

 Xは,昭和57年分及び58年分の所得税について,歯科医院の総収入および総費用をAと折半して確定申告をしたところ,税務署長Yは,Aを独立の事業者として認めずXの事業専従者であるとして各年度分の所得税について更正処分及び加算税賦課決定処分を行ったので,Xは各処分の取消しを求めて出訴しました。

 

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路地裏バーのからくり書庫(民事法)を開放。

路地裏バーのからくり書庫の民事法の書架を開放。

勉強等により知った裁判例判例のうち,興味深いと思ったものを紹介していこうと思っています。

 

路地裏バーのからくり書庫(民事法)

予告。

近々、路地裏バーのからくり書庫、労働法書架と民事法書架も開放します。

租税判例百選[第5版]16(租税判例百選[第4版]15)私法上と同一の概念の解釈―匿名組合契約の意義

最高裁昭和36年10月27日判決・最高裁民事判例集15巻9号2357頁)

 

 

〈事案の概要〉

 訴外A社は,事業資金を,投資あるいは出資という言葉を用いて一般大衆から集めていました。後にA社は破産しXらが破産管財人に選任され,その破産手続中に,税務署長Yは,この事業資金の取得にかかる契約に基づきA社が資金提供者に支払った金員は旧所得税法42条3項に規定する匿名組合契約等に基づく利益の分配金に該当するとして,Xらに対して,当該金員に対する源泉所得税及び源泉所得加算税を徴収する旨の決定をしました。この処分に対し,Xらは,A社と資金提供者の契約は匿名組合契約等に該当しないとして,処分取消しを求めて出訴しました。

 

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